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熊本銭湯のひとりごと『左官さんの言葉』

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「銭湯の仕事、経験があるから引き受けたけど、俺が引退したら修理できる人いるのかな?」

左官さんの言葉。

 

そうなんです。

いくら銭湯を営業したいと思っても、職人さんがいなければできないんです。

 

この猛暑の中、休憩も忘れて熱心に取り組んで下さいます。

「10時です。」「お昼ですよ。」「3時でーす。」

飲み物とともに、お声掛けして強制的にご休憩いただきます。

ありがたいな。ありがたいな。

 

「あーたがお婆さんになっても大丈夫なように、しっかり作るけん。」

泣けちゃいます。(泣きました。)

熊本銭湯、お婆さんになっても、忘れません。

お掃除するたび、お湯を入れるたび、すべての職人さんのお顔を思い浮かべ、感謝し続けます。

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