熊本銭湯のお福分け『鹿児島銭湯　訪問記①』

念願の　『鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合』さんを訪問いたしました！

どうしても直接、お礼を申し上げたかったんです。

あれは熊本地震後のことでした。

『鹿児島銭湯』さんから「鹿児島の温泉水、熊本に運びましょうか？」とお申出いただきました。

「温泉を運ぶ？？？？？」

その時は余震もひどく、万が一鹿児島の皆さんにおけがでもあったら大変とご遠慮申し上げたのです。

写真のタンクローリー、鹿児島のアツアツ天然温泉水が入っているんですよ。

熊本銭湯の地震被害に心を痛めた『鹿児島銭湯』さん、「なにができるのか」と悩み考えたそうです。

「温泉なら燃料もいらず、すぐ入浴できる。」「熊本に届けよう！」

片道3時間の道のりを、組合の上層部の皆さんが運転して運ぼうとなさっていたのです。

これが全国の皆さんにお伝えしたい『鹿児島銭湯』さんの心意気！

もし逆の立場だったら、同じことができるだろうか？　自問自答。

胸がいっぱいになります。

『鹿児島銭湯』さんと熊本銭湯は、震災前から交流があり親戚みたいな存在です。

温かいお言葉と義援金を、鹿児島から直接事務局までお届け下さいました。

どんなに心強く嬉しかったことでしょう。ありがとうございます！

都道府県を越えてつながる銭湯。

新しい何かが始まっている、そんな気がする熊本銭湯です。