『地獄温泉』廃業について

熊本で一番にぎやかな場所に『地獄温泉』はありました。（写真は廃業前のものです。）

熊本の中心地、上通り（かみとおり）のアーケイド街からすぐ。

熊本地震でも建物はビクともしませんでした。（付近は解体決定のビルが多い）

なんとこの『山村ビル』、ご主人自身が基礎から建築に携わったそう。

コンクリートも自ら竹の棒で突きながらの、まさに汗と涙の結晶。

ビル建設からやってのける銭湯主って！？　聞いてビックリ見てビックリです。

その『地獄温泉』、震災前からの休業を経て廃業です。

1階の銭湯フロアはなくなり、新しい形で活用されます。

20歳で銭湯を立ち上げ、一代で『地獄温泉』を育てあげたご主人。

平成元年に浴場を改装した時、とても嬉しかったそうです。

今も、未来にむかって前進されています。ご安心くださいね。

休業や廃業にもいろんな形があります。

悲しいばかりじゃないんです。よき方向へ。

『地獄温泉』はこれからも熊本銭湯HPにその姿をとどめます。

『山村ビル』には、食事と喫茶と音楽の店『PAVAO』、アロマエステのお店『美肌堂 草花』、タイ古式 マッサージ『 めだかや。』等、魅力的なお店がいっぱいです。

入口のディスプレイにご注目！針金アートは、熊本銭湯のイラストデザインYoneさん作です。