熊本銭湯『HPができるまで』⑦Yoneさん
- 2016.03.20|よかよかブログ
9月下旬、ついにお会いすることができました。
イラストレーターのYoneさん!
澄んだ瞳の穏やかな青年です。
この方に出会えた事で、HPやMAPの方向性や世界観が決まりました。
もうお解かりかと思いますが、この方なくしてはHPやMAPの完成はありえませんでした。
熊本の水の話に始まり、いろんなお話をしました。
この方の聴く力は群を抜いています。
形にならない想いを、見事に表現してくださいました。
どれだけ言葉を尽くしても、Yoneさんの作品には及びません。
じっと観てしまいます。
心の中から、幸せな気持ちがあふれてきます。
世界中の方に彼の作品をご覧いただきたいです。
何度も何度も気の遠くなるような修正や手直しを、1つ1つ丁寧にしてくださいました。
その姿勢に、真摯な態度に、心打たれました。
そうなんです。作品も素敵ですが、ご本人の人柄も素晴しいのです。
さらに熊本銭湯にとって決定的な提言をしてくださいました。
「3年後5年後、未来に向けて意味のあるものをつくりましょう。」と。
それは一筋の光がさした瞬間でした。
銭湯の仕事は地味な作業の繰り返し。
いつ休業や廃業になってもおかしくない状況。
それでもどの銭湯も毎日一生懸命です。
そんな銭湯側の気持ちもよくわかってくださっている。
泣きそう。嬉しかったです。
9月に営業していた17銭湯のうち、翌年2月には4銭湯が休業になりました。
どの銭湯もかけがえのない、世界に一つしかない銭湯です。
未来に向けて意味のあるものにしたい。だからどうか、HPやMAPをご覧下さい。
ご覧いただくことで、どの銭湯もあなたのなかで生き続けます。
ようこそ、熊本銭湯へ。ごゆっくりどうぞ。