熊本銭湯の復興日記『はつる』
- 2017.08.22|よかよかブログ
はつる。斫る。削る。
タイル部分をはつってみたら、古い下地が現れました。
そこに居合わせた各職人さんと熊本銭湯、ため息。とほほ。
これじゃあね。ほぼ毎週タイルメンテナンスしても焼け石に水だぁ。
定休日は、ほぼメンテナンスでした。あれは無駄な努力だったのか・・・。がーん。
はつり屋さんは、パチンコ玉が先端についたような金属棒で1つ1つタイルをたたきます。
音で傷んでいるところを聞き分ける。そしてはつる。果てしなくも丁寧な仕事。
悪い部分を取り除く、外科のお医者さまの様です。
専門家のお話は、素人にもわかりやすく親切。さすがです。
タイルの正しい斫り方、正しいメンテナンス方法を 各職人さんより学ぶ熊本銭湯。真剣!
いくつになっても勉強ですね。銭湯の基本。毎日が新鮮な熊本銭湯です。