熊本銭湯の旅『かごしま近代文学館』
- 2016.10.12|よかよかブログ
ずっと憧れていた 『かごしま近代文学館 かごしまメルヘン館』
こちらには向田邦子さんのご遺族から膨大な資料が寄贈されています。
1階は鹿児島ゆかりの作家の資料の展示。豪華です。時間を忘れます。
2階正面にみえる渡り廊下の先に『向田邦子の世界』という部屋があります。
どうしても確認したいことがあってここに来たかったのです。大満足!!
2階常設展示室では企画展『没後30年 島尾敏雄 甦る幻の日記展』が開催されていました。
思いがけない偶然に鳥肌。
数日前に、敏雄の妻島尾ミホ『愛の棘』を読み大衝撃! こういう愛があるのかと。
そこから島尾敏雄『死の棘』『死の棘日記』でますます疑問が深まり、さらに敏雄の長男島尾 伸三
『小高へ 父 島尾敏雄への旅』、孫のしまお まほ『まほちゃんの家』へ着地したもののモヤモヤ。
それがこのコーナーであっさり解決。拍子抜け。
妻ミホが破棄した敏雄の日記を、解読するために修復している様子も展示。心底驚きました。
破棄されてこの世に存在しないと思ったものが、あるんですもの。
2016・11・14(月)までの展示です。ご興味のある方、おススメします!