熊本銭湯の本棚『砂浜 佐藤雅彦』
- 2016.08.14|よかよかブログ
たまたま手にしたエッセイに「夏になると佐藤雅彦さんの『砂浜』を読みたくなる。」と。
そうだ、そうだ。速攻で棚を探して、見つけました。夏ですねぇ。
定期購読していた『広告批評』で佐藤さんの存在を知りました。(休刊残念)
NHK Eテレの『ピタゴラスイッチ』『2355』『0655』も大好きです。
『暮しの手帖』には佐藤さんの『考えの整とん』というコーナーがあり毎回楽しみです。
『毎月新聞』の中の『真夏の葬儀』という文章が映画のようで心に深く残りました。
『砂浜』は、『真夏の葬儀』に関連した夏に読んでいただきたい美しいお話です。
・・・『毎月新聞』には閉塞したときに読みたくなる『オレンジの皮』もあります。
まさに熊本地震後、ずいぶん救われました。
もしいつか佐藤さんにお会いすることがあったら、心を込めてお礼申し上げたい熊本銭湯です。