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熊本銭湯の日記『2016.4.15 無料入浴支援へ 』

2016.4.15 AM ぐらんぐらん余震の続く中、全銭湯へ電話を終えたのはお昼前。

 

途中、全浴連の方から「被害状況報告についてFAXをお送りしたのですが・・・」とのお電話が。

電話がなければFAXを見ることはなかったでしょう。棚からファイルや書類が落下する状況です。

申し訳ないのですが、被害状況の報告をまとめる時間があれば、銭湯に専念したいのが本音でした。

電話では簡単に報告をし、今後は熊本銭湯HPをご覧いただくことをお願いしました。

・・・ただ、そのFAX(9:25)に省庁名があり「?」と。

結果的にこれが無料入浴のきっかけとなります。ありがとうございます!

 

 

災害時、何を通信手段として選択するか相手の状況を慮る。これは大切です。

FAXはおすすめしません。非常時には見られなかったり、紛失したりします。

実感としてパソコンのメールが一番でした。確認も返信も正確です。行政とのやりとりはメールです。

けれど各銭湯との連絡は、電話と携帯電話だけでした。(FAXかメールが使えたら!と何度も思いました。)

件数が少ないので何とかなりましたが、大規模な組合では事前の検討が必要かもしれません。

 

 

全浴連からの2回目のFAX(12:51)には「熊本県に問い合わせるように」と。

この時点までに、野村理事長が世安湯に到着。(理事長の大福湯と世安湯は離れたところにあります。)

相談の上、県と国に直接確認することに。FAXの内容を完全に理解できなかったからです。

 

 

まず熊本県に電話しましたが、担当者不在であったため、国にかけました。これが良かった。

さすが国です。わかりやすい説明で、「?」は解決しました。お声から人徳を感じました。

その後、県の方とお話をし、熊本銭湯の状況と気持ちをお伝えしました。

非常時の中、熊本県の対応はとても勇敢で誠意あるものでした。この方が担当者で良かったと心から感謝いたしました。

電気が走るような感動的な時間でした。

簡単に言うと「国と県と熊本銭湯が、同時期に『被災者に無料入浴支援を!』と強く思っていた」ということです。

 

 

再び熊本県よりお電話があり、無料入浴支援について熊本県公衆浴場組合正式に依頼がありました。

理事長に確認、正式にお受けし、初めての「被災者無料入浴支援」が決定しました。

すぐ各銭湯へ連絡。全組合員、即答快諾! 

既に営業中の銭湯もあり、「連絡を受けた時点から無料入浴を開始」としました。

取り急ぎ、熊本銭湯HPに掲載。(自分たちで入力できるから便利です。)

HPやMAPは災害時を想定して作成していなかったのですが、想像以上に威力がありました。

ただ、2016.4.16以降、光と影の両方を思い知ることになります。

 

【各都道府県の銭湯係者様へ】

銭湯と行政(都道府県)との意思確認が明確であれば、無料入浴支援の実施はスムーズに実現できます。

熊本は、実施決定までに多少もたついてしまいましたが、皆様方は、すぐ行政と連携し行動されることでしょう。

道筋はできています。何事もないのが一番ですが、備えこそ安心の基。

ご検討いただければ幸いです。

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