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熊本銭湯の本棚 『下町の愉しみ 日々を味わう贅沢』

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吉本隆明下町の愉しみ 日々を味わう贅沢』吉本隆明

「学校を卒業したての前後からどうにもならないほど気分が行詰ってくると、よく銭湯に行った。」

「ときどき近所の銭湯に出かけてみると、温もりの深さというのか厚みというのか、それがまるで違う。」

「わたしは家風呂と銭湯や旅先の温泉とは、まるで次元のちがうものだと思った。」

「大勢いるところのなかでの孤独というのが気楽になれる状態だという条件に適っていると思えた。」

 

気分が行詰ったら熊本の銭湯にいらしてください。

孤独だなぁと思ったら熊本の銭湯にいらしてください。

たっぷりの温もりのなかで、心も身体もほぐしていただければ幸いです。

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